三菱自動車ふそう労連について

わたしたち三菱自動車ふそう労連は、働く者の生活水準の維持・向上を目指して、
賃金・労働条件改善活動、経営対策活動、産業対策活動、さらに政治活動、社会福祉活動、
国内外連帯活動などを積極的に進めています。

  • 基本理念
  • 組織・機関
  • 上部組織
  • 概要
  • 沿革

基本理念

全三菱自動車・三菱ふそう労働組合連合会綱領

われわれは、全三菱自動車・三菱ふそう労働組合連合会に結集する
労働者としての誇りと責任をもち、経済的、社会的地位の向上をはかり、
もって人間性豊かな福祉国家の実現を期す。

われわれは、外部からの支配介入を排し
組合の自主的民主的運営をはかるとともに人間性を尊重しつつ、
健全で強固なる組織の拡大発展を期す。

われわれは、労働者相互の友愛と信義を基調に
強固な団結のもと労働条件の維持向上を期す。

われわれは、民主的な労働運動の基本姿勢を堅持し、労働組合の社会的
責任の自覚をもって、経営の健全化と産業の民主的発展を期す。

われわれは、法治国家の一員として、議会制民主主義を尊重するとともに、
議会政治を通じて、民主社会主義社会の実現を期す。

組織・機関

三菱自動車ふそう労連は、加盟組合が三菱自動車ふそう労連に直接加盟する形態をとっています。中央執行委員会を軸とした縦割り組織とし、活動面では従来のメーカー・車体部品・販売・物流・一般の業種別に加え、乗用車・大型車・一般のグループ別活動を追加することにより、充実の強化に取り組みます。
地区組織としては、地理的条件と組織の状況に応じて9地区に分け、運営しています。

画像:組織構成図

画像:機関および運営図

上部組織

三菱自動車ふそう労連は、自動車総連に加盟して活動しています。さらに自動車総連を通じて、連合や金属労協などに加盟しています。わたしたちは、これらの上部団体に結集した多くの労働組合と連帯を深めながら、働く者の経済的・社会的・政治的地位の向上に取り組んでいます。

全日本自動車産業労働組合連合会(自動車総連・JAW)

自動車総連は、自動車製造、部品製造、販売、輸送、その他の労働組合が結集した産業別組織であり、自動車産業に働く労働者の経済的・社会的・政治的地位の向上をはかるために1967年(昭和47年)に結成されました。現在、12の労連、77万1千人(2017.3)で構成されています。

日本労働組合総連合会(連合・JTUC)

連合は、1989年(平成元年)に発足した官民統一のナショナルセンターであり、日本の労働運動が長い間求めてきた労働界の統一組織です。非参加組織や地方組織との調整、団結といった課題を抱えてはいますが、労働界の大同団結によって、労働運動の政治的発言力は格段に高まりました。

全日本金属産業労働組合協議会(金属労協・JCM)

金属労協は、インダストリオール加盟のもとで、「自由にして民主的な日本の労働運動の育成・強化・発展に寄与する金属産業労働者の総結集をもって、国際労働運動の研究・交流・連帯などの活動を国内外において推進し、金属労働者の諸権利・労働条件の向上を図る」ことを目的に活動しています。

概要

■ 名 称 全三菱自動車・三菱ふそう労働組合連合会
■ 設 立 1980年10月
■ 所在地 〒108-0023
東京都港区芝浦4-15-33 芝浦清水ビル7F
■ 会 長 永瀬秀樹
■ 電 話 03-3453-1211
■ FAX 03-3453-1214
■ E-mail mmfu@mmfu.net
■ 加盟組合 84組合(83単組、1分会)、35,297人(2024年1月時点)
■ 上部組織 全日本自動車産業労働組合総連合会(自動車総連)
日本労働組合総連合会(連合)
全日本金属産業労働組合協議会(金属労協)
■ 活 動 全三菱自動車・三菱ふそう労働組合連合会(略称:三菱自動車ふそう労連・MMFU-Federation ofAll Mitsubishi Motors and MitsubishiFuso Workers' Unions)は、1980年(昭和55年)10月8日に結成した組織であり、「全三菱自動車・三菱ふそう労働組合連合会に結集する労働者としての誇りと責任をもち、経済的、社会的地位の向上をはかり、もって人間性豊かな福祉国家の実現を期す」ことを綱領に掲げ「ゆとりある豊かな生活」を実現するため、賃金・労働条件改善活動、経営対策活動、産業対策活動さらに政治活動、社会福祉活動、国内外連帯活動などを積極的に進めています。

沿革

■第1期
('80.10.1~'81.9.30)
・三菱自動車労連結成。
(「三菱自動車労協('72年10月結成)」から移行する形で、三菱自動車労連が結成された。三菱自動車労協は、当初、三菱自工労組、自販労組と、三菱部品関連労組で構成されていたが、'79年10月に、全三菱自販労連が加わった。これに対応して、さらなる組織強化をはかるため、'80年10月、連合会への移行が進められたものである。なお当時は、「同盟三菱自工労組」「三菱部品労協」「全三菱自販労連」の3組織による連合会として組織されていた。)
・勝川俊三会長就任。
■第2期
('81.10.1~'82.9.30)
・一般業種部門の日本自動車エンジニアリング労組(現三菱自動車エンジニアリング労組)が労連に加盟。
(これを皮切りに、さらに組織の拡大が進展。)
■第3期
('82.10.1~'83.9.30)
・「共済制度」スタート。
(加盟組合員が組織のメリットを享受できるよう共済制度を導入した。)
■第5期
('84.10.1~'85.9.30)
・山木昭助会長就任。
・三菱自販労組と自工労組が統合。

(三菱自動車の「工・販統合」が'84年10月に実施されたことを契機に、労働組合も統合がなされた。)
■第9期
('88.10.1~'89.9.30)
・笠井晃会長就任。
・「63体制」導入。

(それまで部門ごとに設けていた組織を解消し、翼下組合をすべて三菱自動車労連への直接加盟とした。 また同時に、地区体制の充実も図り、9地区に地区会議を設置した。)
■第10期
('89.10.1~'90.9.30)
・連合加盟。
(「連合」が'89年11月に結成され、三菱自動車労連も自動車総連を通じて加盟した。)
■第11期
('90.10.1~'91.9.30)
・安井敬一会長就任。
・新機関誌「キューブ」発刊。
('91年4月)
■第12期
('91.10.1~'92.9.30)
・新キャラクター・イメージソング決定。
(新キャラクター「ユトリロファミリー」とイメージソング「は・あ・と・ふ・る」を公募により決定した。)
・「ゆうあい共済」制度のスタート。
(10周年記念事業として、「ゆうあい共済」制度を開始。)
・「政策・制度討論集会」を開催。
(連合がナショナルセンターとして取り組む「政策・制度課題」に参画していくため「政策・制度討論集会」を開催した。)
■第13期
('92.10.1~'93.9.30)
・北関東地区を分割。
(加盟組合・組合員の増加を受けて、北関東地区を分割し、きめ細かな組織運営を目指すこととした。)
・組織拡大推進(UDIS)チーム発足。
(組織の拡大により力量を高めるため組織拡大推進(UDIS)チーム発足させた。)
■第15期
('94.10.1~'95.9.30)
・「2Way-Com.広場」を各地区で開催。
(「2Way-Com.広場」で、単組と本部役員の活発な議論を繰り広げた。)
・「IMF三菱世界自動車協議会」を開催。
(三菱自工労組と連携して、IMFに加盟する海外の三菱自動車関連労組代表者との協議会を開催し、信頼関係を深めた。)
■第16期
('95.10.1~'96.9.30)
・「VIC M66委員会」を発足、グループとしての提言取りまとめ。
(自動車総連の「VIC80(自動車総連80万人の知恵委員会)」による「付加価値の創出と流出の防止」をうたった提言に呼応して、三菱自動車労連「VIC M66委員会」を発足させ、グループとしての提言を取りまとめた。)
■第19期
('98.10.1~'99.9.30)
・若月一義会長就任。
・「雇用対策本部」を設置。

(三菱自動車グループの中期経営計画「RM2001」('98年11月公表)に沿った固定費削減が雇用にまで及ぶことのないよう「雇用対策本部」を設置し、雇用維持を図るための活動を開始。)
■第23期
('02.10.1~'03.9.30)
・早川勝治会長就任。
・特別委員会「組織財政検討委員会」設置。

(組織人員減少による財政・活動面の影響や役員体制などについて検討開始。)
・「三菱ふそうトラック・バス労働組合」の分離独立。
('03年1月のトラック・バス事業分社による「三菱ふそうトラック・バス株式会社」の設立に伴い、三菱自動車工業労働組合から「三菱ふそうトラック・バス労働組合」が分離独立。)
・三菱自動車・三菱ふそう社においてリコール隠し事件が発覚。
■第25期
('04.10.1~'05.9.30)
・野村泰弘会長就任。
・「新生三菱ふそう」

(三菱ふそうグループで'06年3月に開発・生産・販売部門がひとつになり「新生三菱ふそう」に生まれ変わったことから、三菱ふそうトラック・バス労働組合もそれにふさわしい組織作りの検討を開始。)
■第27期
('06.10.1~'07.9.30)
・三菱自動車連結販社・部品販社 労働組合の広域統合。
(三菱自動車グループで、連結販社・部品販社の広域統合がなされ、それに伴い労働組合も組織統合を進める。)
■第28期
('07.10.1~'08.9.30)
・「三菱ふそう労働組合」の結成。
(三菱ふそうトラック・バス労働組合においてメーカー直営26販売組合と組織統合し、「三菱ふそう労働組合」を結成。)
■第31期
('10.10.1~'11.9.30)
・市瀬義信会長就任。
・新組織体制のスタート。

(労連名称を「全三菱自動車・三菱ふそう労働組合連合会」に改称。従来のメーカー・車体部品・販売・一般の業種別活動に乗用車・大型車・一般のグループ別活動を加えることで、より充実した組織運営に取り組む。また、地区運営については、地区体制をそれまでの10地区から9地区に変更。会議体は、大型車ブロック会議を新たに設置し、地区グループ業種会議とした。)
■第35期
('14.10.1~'15.9.30)
・石田孝会長就任。
■第37期
('16.10.1~'17.9.30)
・「改革とチャレンジ」スタート。
(スローガンに「改革とチャレンジ」を記し、三菱自動車ふそう労連に集う仲間と共に、より強固な組織を目指し、新しい労連体勢作りをスタートした。 組織財政検討委員会を開催し、新しい組織体制を議論した。)
■第38期
('17.10.1~'18.9.30)
・八角慎一会長就任。
・ホームページリニューアル。

(第37期組織財政検討委員会の答申書に基づき、新しい組織体制をスタートし加盟組合のサポート強化を行う。)
■第44期
('23.10.1~'24.9.30)
永瀬秀樹会長就任
・ホームページリニューアル。

スローガンに「Next Generation of Woker‘s Union」を記し、三菱自動車ふそう労連が加盟組合から求められ、労連に集う加盟組合がそれぞれの組合員から求められる組織となるために、労連と加盟組合のつながりをより充実させることを目的とする方針策定をおこなう。